「iPhone 16を月数百円で買ったから、このまま使えばいい」
そう考えている人は、一度だけ契約内容を確認してみてください。
キャリアの端末購入プログラムでは、最初の1〜2年間の負担を抑える代わりに、一定期間後に端末を返却すると残りの支払いが不要になる仕組みが多く採用されています。
そのため、返却せずに使い続けると、途中から毎月の端末代が大きく変わるケースがあります。
「月1円」「月数百円」という表示だけでなく、
返却時期・返却しなかった場合の支払額・利用料・故障時負担
まで確認することが大切です。
さらに2026年は少し特殊です。
Appleは2026年9月にiPhone 18 Pro / iPhone 18 Pro Maxを発表しましたが、
9月時点で通常モデルの「iPhone 18」は発表されていません。
2024年にiPhone 16を購入した人の中には、
「2年後にiPhone 18へ買い替えるつもりだったのに、通常モデルがまだ出ていない」
という人もいるはずです。
この記事では、iPhone 16を購入プログラムで使っている人が確認しておきたいポイントと、
2026年秋時点で考えられる選択肢を整理します。
「月1円」「月数百円」は端末価格そのものではない
まず理解しておきたいのが、キャリアで表示される
「実質○円」「月○円」といった価格です。
端末価格そのものが数百円になったわけではなく、
端末価格の一部を後半に残し、所定の時期に端末を返却すると
残りの支払いが不要になる仕組みが使われています。
そのため、契約によっては前半の支払いが非常に安くても、
返却せずに利用を続けた場合、後半の毎月の支払額が大きくなることがあります。
たとえばケータイ Watchでは、2024年12月ごろにソフトバンクで
iPhone 16(128GB)を「新トクするサポート(スタンダード)」で購入した例として、
最初の24回は月785円だった一方、返却せずに使い続けると
25回目以降は毎月5,000円を超える端末代が発生するケースを紹介しています。
「安いスマホ」ではなく、
「決められた時期に返却すると負担を抑えやすい買い方」
と考えると分かりやすくなります。
25カ月目を過ぎたら即損、ではない
ここは誤解しやすいところです。
返却時期を過ぎて支払額が増えたとしても、
そのお金が単純に消えているわけではありません。
端末を返却せずに使い続ける代わりに、
残っている端末代を支払っているケースがあります。
そのため、
「25カ月目を過ぎたら絶対に返却した方が得」
とは限りません。
iPhoneを4〜5年使い続けたい人なら、
残りの端末代を支払って使い続ける選択が合理的な場合もあります。
問題なのは、返却するつもりだったのに、
支払額が変わることを知らないまま放置してしまうことです。
キャリアによって返却ルールは違う
購入プログラムはキャリアごとに条件が異なります。
さらに、同じキャリアでも購入した時期によって適用される制度や条件が違います。
下の表は2026年9月時点の現行制度の例です。
2024年にiPhone 16を購入した人には、
現在の制度ではなく購入当時のプログラム条件が適用される場合があります。
必ず自分の契約内容を確認してください。
| キャリア | 2026年9月時点の制度例 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| ドコモ |
「いつでもカエドキプログラム」。 2026年3月5日以降の加入者にはプログラム利用料が設定されています。 2026年3月4日までの加入者には、この利用料は発生しません。 |
加入年月、返却時期、残価、プログラム利用料の有無、査定条件 |
| au |
現行の「スマホトクするプログラム+」では、 13〜25カ月目の回収と特典利用料などの条件があります。 |
自分が加入したプログラム名、返却時期、特典利用料、故障時利用料 |
| ソフトバンク |
現行の「新トクするサポート+」では、 13カ月目または25カ月目以降の返却特典があります。 2024年のiPhone 16購入者は旧制度が適用されている場合があります。 |
加入時の制度名、返却時期、後半の分割支払額、特典利用料、査定条件 |
※購入プログラムの名称・料金・適用条件は変更されることがあります。
この記事の表だけで判断せず、必ず購入時の契約内容と各社公式ページをご確認ください。
2026年は「iPhone 18にそのまま買い替える」ができない
iPhone 16を2024年秋ごろに購入した人にとって、
2026年秋はちょうど2年後にあたります。
例年なら2世代後の通常モデルへ買い替える流れを考える人も多いでしょう。
しかし、2026年9月にiPhone 18 Pro / Pro Maxが登場した一方で、
通常モデルのiPhone 18は9月時点で発表されていません。
つまり、購入プログラム利用者の
「2年たったら次の通常モデルへ」という買い替えサイクルが、
今回は少し崩れています。
2026年9月時点でAppleから正式な発売日が発表されていません。
噂や予測と公式情報は分けて考えましょう。
選択肢1:iPhone 18を待つ
今のiPhone 16に不満がなく、
通常モデルのiPhone 18を待ちたいなら、
そのまま使い続ける方法があります。
ただし、購入プログラムの条件によっては、
待っている間に後半の支払いが始まります。
たとえば後半の支払いが月5,000円なら、
3カ月で15,000円、6カ月で30,000円です。
「待つ」という判断にもコストがあるため、
発売時期だけでなく、その間にいくら支払うのかを確認しておきましょう。
選択肢2:iPhone 17やiPhone Airへ買い替える
最新のProモデルにこだわらなければ、
現在も販売されているiPhone 17やiPhone Airへ
買い替える選択肢もあります。
今のiPhone 16で後半の支払いを続ける場合と、
新しい端末へ買い替えた場合で、
2年間の負担を比較してみると判断しやすくなります。
ただし、月々の端末代だけではなく、
返却時の費用や通信料金も含めて比較することが重要です。
選択肢3:iPhone 18 Proへ買い替える
最新モデルを使いたいなら、
iPhone 18 Proへ買い替える方法もあります。
Apple公式では、iPhone 18 Proは
219,800円(税込)から
と案内されています。
通常モデルより高価格ですが、
キャリアの販売条件やMNP施策、購入プログラムなどによって
実際の負担は変わります。
「Proは高い」と本体価格だけで判断するのではなく、
2年間使った場合の実支払額
で比較すると見え方が変わることがあります。
選択肢4:iPhone 16をそのまま使い続ける
iPhone 16に不満がないなら、
買い替えないことも立派な選択肢です。
残債を支払い終えた後も長く使えば、
買い替え頻度を下げられます。
一方で、返却を前提に契約していた場合は、
後半の支払い額が想定より大きくなることがあります。
「買い替えた方が安い」「使い続けた方が安い」と最初から決めつけず、
残りの支払総額を確認して比較しましょう。
選択肢5:返却して、端末と回線を分けて考える
購入プログラムを使い続けなければならないわけではありません。
今使っているiPhone 16を条件に沿って返却し、
その後はApple Storeや家電量販店などで端末を購入し、
回線は別に選ぶ方法もあります。
たとえば、
- 端末は自分が納得できる価格で購入する
- 回線は料金やMNP特典を比較して選ぶ
というように、端末と通信契約を分離して考えられます。
MNPでも、目の前の還元額だけでなく、
端末代・通信料金・手数料・必要なオプションまで含めた
最終的な支出で考えることが大切です。
端末の買い替えとあわせて回線の乗り換えも検討する場合は、契約前の利益計算や特典・回線管理まで含めて確認してください。
MNP副業の具体的な進め方を見る
まず確認するのは「自分の次回以降の支払額」
ここまで読んでも、すぐに機種変更を決める必要はありません。
まずは購入したキャリアのマイページや契約書を開いて、
次の項目を確認してみてください。
- 端末を購入した年月
- 購入時に加入したプログラム名
- 現在何回目の支払いか
- 次回以降の分割支払額
- 返却可能になる時期
- 返却時のプログラム利用料・特典利用料
- 故障・破損時の負担
- 返却しない場合の残額
「だいたい2年」と覚えているだけでは、
返却時期を勘違いすることがあります。
まとめ:安く買ったiPhoneほど「出口」を確認しよう
購入プログラムは、仕組みを理解して使えば
高価なiPhoneの負担を抑えやすい便利な方法です。
一方で、購入時の「月○円」だけを見て、
返却時期や後半の支払いを忘れてしまうと、
想定していた金額とズレることがあります。
特に2026年は、通常モデルのiPhone 18が
9月時点で発表されていないため、
iPhone 16を2年前後使っている人は、
いつもより少し早めに次の選択肢を考えておくと安心です。
まずは今日、自分のiPhoneの残債と
次回以降の支払額を確認してみてください。
- iPhone 18を待つ
- iPhone 17やiPhone Airへ買い替える
- iPhone 18 Proへ買い替える
- iPhone 16をそのまま使い続ける
- 返却して、端末と回線を分けて選ぶ
この5つを「月額」だけではなく、
最終的な総支払額で比べるのがポイントです。
自分の端末の残債・返却時期・返却時の費用を確認し、
次の端末へ買い替えた場合との総額を比較してみましょう。
参考情報
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ケータイ Watch:「iPhone 18」不在でiPhone 16の支払いが急増も。購入プログラムの落とし穴と安く買い替える3つの対策
-
Apple:iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxを発表
-
Apple:iPhone 18 Pro購入ページ
-
NTTドコモ:いつでもカエドキプログラム
-
NTTドコモ:いつでもカエドキプログラム利用条件の一部変更について
-
au:スマホトクするプログラム+
-
ソフトバンク:新トクするサポート+
※本記事は2026年9月時点の公開情報をもとに作成しています。
各社の料金・購入プログラム・査定条件は変更される場合があります。
また、同じキャリアでも購入時期によって適用される制度や条件が異なります。
最終判断の前に必ず各社公式サイトとご自身の契約内容をご確認ください。