リフォームのトラブルは、契約より“打ち合わせ記録不足”が原因になることも多いです。
この記事では、LINE・メールで使える議事録(打ち合わせメモ)テンプレをまとめました。
打ち合わせ直後に「議事録(要点)を1通送って、相手の『了解です』を取る」。
これだけで、口頭トラブルは激減します。
最短で守る3ステップ(これだけでOK)
- 打ち合わせ直後に「万能テンプレ」をLINE/メールで送る
- 「相違がなければ了解ですでOK」で返信を取る
- 変更・追加は見積→書面承認→着手の順に固定する
今困ってるのはどれ?(該当へ)
- 契約全体を整えたい → 7ステップ+STEP0
- 追加工事(別途)を止めたい → 追加工事テンプレ
- 支払い(前払い/中間金/最終金)が不安 → 工程連動払いテンプレ
すぐコピペしたい人はこちら(テンプレだけ)
この記事の内容
リフォームの打ち合わせは、回数が多く、内容も細かくなりがちです。
その結果、
- 「そんな話は聞いていない」
- 「それは含まれていない」
- 「そんな約束はしていない」
という言った・言わない問題が発生します。
でも実は、これらのトラブルは
「議事録(打ち合わせメモ)を1通送るだけ」でほぼ防げます。
契約全体の流れ(チェック手順)を整理したい方はこちら
支払いで揉めそうなら“議事録”とセットでこれ
なぜ「打ち合わせ議事録(打ち合わせメモ)」が重要なのか
リフォームでは、契約書に書かれていない細かいやり取りが大量に発生します。
- 色・仕様の微調整
- 工期の変更
- 追加・減額の話
- 支払いタイミング
- 現場対応のお願い
これらを口頭だけで済ませると、証拠が一切残りません。
議事録は「責めるため」ではなく、
認識を揃えるための安全装置です。
(重要)議事録を嫌がる業者は要注意
- 「電話でいいでしょ」と文章を避ける
- 金額や範囲を曖昧なまま進めたがる
- 「今決めて」「今払って」と急かす
これ、トラブルの前兆になりやすい。
“相手の誠実さ”ではなく、仕組み(証拠)で守ってね。
議事録に必ず入れるべき5要素
- ① 日時・打ち合わせ方法(対面/電話/LINE など)
- ② 決まった内容
- ③ 金額・範囲・工期
- ④ 次のアクション(誰が・いつまでに)
- ⑤ 相手の了承(文章で)
この5点が揃っていれば、強い証拠になります。
コツ:「了解です」を取るときは、“相違があれば指摘ください。問題なければ了解ですでOKです”が一番通ります。
【基本テンプレ】打ち合わせ後に送る議事録(万能版)
コピペOK(LINE・メール用)
「本日の打ち合わせ内容を念のため共有します。
【日時】〇月〇日(方法:対面/電話/LINE)
【決定事項】
・〇〇について:〇〇とする
【金額】〇〇円(変更がある場合は事前見積)
【範囲】〇〇(場所:〇〇)
【工期】〇月〇日頃まで(影響が出る場合は事前共有)
【次アクション】〇〇(誰が/いつまでに)
上記内容で進める認識です。相違があればご指摘ください。
問題なければ『了解です』とご返信ください。」
【ケース別】そのまま使える議事録テンプレ
※似た場面でも「目的」が違います。状況に合わせてテンプレを選んでください(了承を取る/書面化へ戻す/保留する など)。
① 仕様変更があったとき(LINE/メール文例)
「本日の打ち合わせ内容の確認です。
【変更内容】〇〇を△△に変更(場所:〇〇)
【金額】追加〇円(事前見積の提示後に確定)
【工期】〇日延長見込み(新しい完了予定:〇月〇日)
上記で進める認識です。相違があればご指摘ください。
問題なければ『了解です』とご返信ください。」
② 追加工事が発生したとき(別途・変更の火種)
「追加工事について確認です。
【内容】〇〇(写真や位置情報があれば添付)
【理由】〇〇
【金額】〇円(内訳:材料/施工/処分等)
【工期】影響:〇日(完了予定:〇月〇日)
【着手】書面で合意後
上記を確認して可否判断したいです。相違なければ『了解です』とご返信ください。」
追加工事(別途)を“質問で縛る”テンプレが必要なら
③ 工期がずれるとき(遅延の証拠化)
「工期について確認です。
【現状の進捗】〇〇(写真添付)
【遅延理由】〇〇(原因と対策)
【新しい完了予定日】〇月〇日
【連絡頻度】〇日に1回、進捗を文章+写真で共有
上記で進める認識でよろしいでしょうか。相違なければ『了解です』とご返信ください。」
④ 電話だけで進めようとされたとき(文章化へ戻す)
「念のため記録に残したいので、
今お話しいただいた内容を文章で共有いただけますか?
それを確認してから進めたいです。」
【現場最強】写真+位置指定で“証拠化”するテンプレ
現場トラブル(やり直し・追加費用・施工ミス)は、「写真+場所の指定」を文章とセットで残すだけで、
証拠力が一気に上がります。電話で流されても戻せます。
コピペOK(写真+位置指定テンプレ/LINE・メール)
「現場の件、念のため記録として共有します(写真添付)。
【場所】〇〇(例:1階キッチン/窓左下/洗面台の右側 など)
【状況】〇〇(例:隙間がある/傷がある/寸法が違う など)
【希望】〇〇(例:是正の可否/是正方法/費用負担の有無)
【期限】〇月〇日までに、対応方針(是正方法・日程・費用有無)を文章でご連絡ください。
本件は、認識違い防止のため文章での回答をお願いします。相違があればご指摘ください。
問題なければ『了解です』で大丈夫です。」
【実務強化】承認ルール・上限・責任者を“議事録で固定”
議事録の威力は、「記録」だけじゃなくルールを固定するところにあります。
追加・変更が出そうな現場ほど、ここを先に送ると暴走が止まります。
コピペOK(承認ルールを議事録で確定)
「追加・変更が発生した場合のルールを、念のため文章で共有します。
① 追加は事前見積→書面承認→着手が前提
② 見積には金額・範囲・工期影響を必ず記載
③ 承認者は(私/家族等)で、承認の返信があるまで着手しない
④ 追加の上限は、1回あたり〇円/累計〇円(超える場合は再協議)
⑤ 追加理由の根拠(写真・状況)を添付
上記で進める認識です。相違があればご指摘ください。
問題なければ『了解です』とご返信ください。」
【断る/保留】電話・口頭を止めて文章化へ戻す
① いったん保留して確認したい(最優先)
「ありがとうございます。内容は理解しました。
ただ、認識違いを避けたいので、内容・金額・範囲・工期影響を文章でいただけますか?
こちらで確認後に可否をご連絡します。
それまでは着手はお待ちください。」
② すぐ決めるように急かされたとき
「急ぎの事情は理解しました。
ただ、後でトラブルになるのを避けたいので、内容・金額・工期影響を文章でいただき、確認してから判断します。
先に進める場合も、書面合意後の着手でお願いします。」
③ 今回は見送る(断る)
「ご提案ありがとうございます。今回は予算と優先順位の都合で、追加や変更は見送ります。
契約内の範囲で進めてください。相違があれば教えてください。」
④ 返信がない(既読スルー/放置)とき:了承だけ取りたい
「お忙しいところ恐れ入ります。
念のため記録に残したく、上記の議事録内容で進めて問題ないかだけご返信ください。
相違があればご指摘ください。問題なければ『了解です』の一言で大丈夫です。」
⑤ 電話で押してくる(電話だけで確定させようとする)とき
「お電話ありがとうございます。認識違いを避けたいので、
本日のお電話内容(決定事項/金額/範囲/工期影響)を文章で一度まとめていただけますか?
その内容を確認してから進めたいです。」
絶対に入れておきたい一文(防御力アップ)
「書面で合意していない内容については、費用や工期の変更は発生しないものとします。」
これがあるだけで、後出し請求への抑止力が一気に上がります。
(要注意)文章化を嫌がる・返信が渋い場合
そのまま進めると事故りやすいので、いったん契約全体のチェックに戻るのがおすすめです。
👉 7ステップ+STEP0
よくあるNG対応
- 電話だけで済ませる
- 「了解です」とだけ返す(内容が残らない)
- 金額を書かずに了承する
- 後でまとめて精算すればいいと思う
これらはすべて、トラブルの入口です。
3記事で固める:回遊ルート(おすすめ順)
-
7ステップ+STEP0(全体チェック)
まず事故るポイントを全体像で把握 -
追加工事(別途・変更)テンプレ
「別途」を質問で縛って、後出し請求を止める -
工程連動払いテンプレ(支払い)
支払いタイミングを“工程連動”にして詰みを防ぐ -
この記事(議事録テンプレ)
日々のやり取りを証拠化して守り切る
次に読む(おすすめ)
よくある質問(FAQ)
Q1. リフォームの打ち合わせは記録に残すべきですか?
はい。口頭だけだと認識違いが起きやすいため、LINEやメールで議事録(打ち合わせメモ)として残すことが重要です。
Q2. 議事録には何を書けばいいですか?
日時、決定内容、金額、範囲、工期、次の対応、そして相手の了承(文章)を必ず含めましょう。
Q3. 口頭で了承してしまった場合はどうなりますか?
「言った言わない」の争いになりやすく、施主側が不利になることがあります。できるだけ文章で残してください。
Q4. 議事録は強制力がありますか?
契約書ほどではありませんが、双方の合意を示す証拠として有効です。特に「了解です」の返信があると強いです。
Q5. 返信がない/電話だけで進めようとされた場合はどうすればいいですか?
口頭で確定させず、こちらから議事録を送って了承(了解)を取りましょう。
返信がない場合は「相違がなければ了解ですでOK」と一言だけ返信を促すとスムーズです。
※本文のFAQを修正した場合は、下のFAQ構造化データ(JSON-LD)も同じ内容に更新してください(ズレ防止)。
